就活スケジュールはみんな同じようで、実は違います。
世の中で言われている「就活解禁!」というのは経団連に加盟している企業に該当する場合。
外資系やベンチャー企業など、経団連に未加盟の企業は、解禁時期が関係ありません。
スタート時期も準備期間も内定時期もすべて違ってきます。
以下に、経団連加盟/未加盟それぞれのスケジュールを掲載します。
※ クリックして拡大表示されます。またPDFファイルでダウンロードが可能です。
就活において、「何はなくともまずは自己分析が大事」という方も多くいらっしゃいますが、上記のスケジュールの中に「自己分析」が入っていないことに気づかれましたか?
ウイニング就活塾では、生徒のみなさんに「自己分析」をしてもらっていません。
なぜ???
必要ないからです。
誰でも多面性を持っているもので、「自己」を見つけようとしても何も見つからないのです。社会人として仕事をしたことがないのに今までの経験から「何に向いてるか?」なんて自問自答しても正しい答えなんて出てきません。
それより今までの経験の中から、自分の受ける会社が「あなたに聞きたいこと」に対して訴求する"メッセージ"を作ることに時間を費やす方が正しいのです。
例えば、あなたが小学生の時から学級委員を務めていたとします。
この過去の経験を、活用するなら、面接で「あなたはリーダーシップがありますか?」と聞かれたとき、「はい、私はリーダーシップがあります。なぜなら小学生の頃から学級委員を任せれていたくらいですから。」というメッセージを作り上げることに使います。
過去の経験を振り返ることは大事なことですが、ウイニング生には、「自己分析」ではなく、面接やエントリーシートのために「企業に欲しいと思ってもらえる答えを作る」ことに時間を使ってもらっています。
だから、スケジュールの中に「自己分析」が入っていないのです。
「“ハマるな危険”「就活生」がハマってしまう59の罠」では違った角度で自己分析についてのお話しを掲載しております。こちらもぜひご一読ください。
外資系企業やベンチャー企業など「経団連」に加盟していない企業は「解禁時期」を守る必要がないため、早い時期からエントリーが始まります。
こういった企業に興味があるのであれば、みんなが就活なんて気にもとめていない2年生の1月頃から準備を始めていきます。
コンサルティング会社やメーカーなどは、1次選考だけでなく、冬選考(12月頃からエントリー開始)、夏選考(翌年の5月頃からエントリー開始)など、2次・3次の募集を予定している企業もありますが、投資銀行は一般的に1次選考しか実施されません。
あとになって「行きたかった。。。」と手遅れになる前に、きちんと経団連未加入の企業についても知っておく必要があります。
外資系やベンチャーとは違い、「経団連」に加盟している企業は「解禁時期」が決まっています。通常は3月エントリー開始、6月に採用活動開始。となっていますが、2017年卒の就活から、解禁時期が前倒しになった影響で、採用にかける時間が短縮されてしまった企業は抜け道を模索しながら「インターン」で、欲しい学生に目をつけているのが現実です。
インターンを実施している企業に行きたいと思っているのであれば、「3月のエントリー開始までまだまだ時間があるな。」と思っていたら大間違いです。
サマーインターンは3年生の6月から、ウインターインターンも3年生の10月頃からスタートしますので、その前に準備を進めておく必要があります。インターンにも選考があり、ES、SPI、面接、GD対策が必須です。
また、インターンに参加しないという人も、3月以降は急激にやることが増えて、「就活対策」をしている時間はありません。
遅くても3年生の12月までには気持ちを「就活」に向け始め、3月1日のエントリー開始の前までに、全ての対策を終えるよう心掛けてください。
外資系コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)出身の現役戦略コンサルタントである代表のタカマツが30分の無料相談を実施しています。
ウイニング就活塾は一切勧誘をしておりませんので、お気軽にご相談にお越しください。
Twitterでも情報配信中!