ご存知ですか?8月までに準備を開始している方が最多という現実


2016年4月入社の就職活動は経団連の会員企業を中心に、広報・選考活動の開始時期が前年より繰り下げられました。会社説明会・セミナーなどの広報活動は、前年までの12月開始から3月開始となり、4月にスタートしていた面接などの選考活動は、4カ月遅い8月からとなりました。 

また、2017年入社においては6月に変更となり2か月前倒しに。

以前と比較すると、企業の採用活動期間が短くなったため、採用前のインターンなどを活用している企業が多く見受けられます。

 

2016年卒の就活生に就職に関する情報収集の開始時期を聞いたところ、大学の文系、理系、大学院のすべてのカテゴリーで「2014年8月以前」が最多となりました。

次いで、「12月」「15年3月」。 

 

文系と大学院では3割以上の学生が「8月以前」と回答し、12月までに開始した学生は、文系67.4%、大学院66.0%と、約7割の学生が年内に開始しています。

 

一方、理系の「8月以前」は25.6%、12月までに開始した学生は62.9%と、文系に比べてやや少なくなっていますが、これは、文系とは異なり、学校推薦を使って就職を目指す学生もいることが、数値として表れたものと考えられます。

 

この結果を踏まえて、

「12月までに開始すればいいや。」では良くてみんなと横並び、ということになります。 

 当然、春・夏のインターンには参加していないということに。

 

優位に就活を進めたい方は、早めのご準備を。