社会人1年目を終えて


パナソニック株式会社勤務


2015年 青山学院大学卒

気づけば、若者向けのテレビ開発企画の主要メンバーに


ウイニングで学んだことにより、「同期の中で群を抜けたな!」というエピソードがあれば教えてください


若者向けのテレビを作ろうという企画が部を超えて事業部の中で立ち上がろうとしている時に、上司から「君が一番ターゲット層に近いから、ヒアリングさせてくれないか?」と持ちかけていただきました。話を聞いてみると、20代前半のテレビを視聴するスタイルを教えて欲しいとのこと。さっそく、上司から、質問を受け始めて3分で愕然。何に愕然したか?それは、経験ベテラン社員でも、若者の視聴スタイル・生活スタイルへの偏った仮説(思い込み)があったこと。そこで20代女子代表として、リアリティを思い浮かべながら上司の仮説を否定。徹底的に、女子のテレビ視聴スタイルを語りました。次の日からは、その企画のメールの宛先には新人の私が入っていました。


素晴らしいですね。内定の報告より嬉しいです笑 具体的にウイニングで学んだどのようなことがテレビ開発企画に活きましたか?


「グループディスカッション」ですね。なぜならウイニングの「グルディス」は「グルディスのためのグルディス」ではなく、「社会人となった2年先を見たグルディス」だからです。もう少し言うと、グルディスの講義の中でも最も大きな学びが「リアリティ」でした。そしてそれが最も活きています。(習得するのに何度も何度も怒られましたけど笑)世の中に溢れている学術的なフレームワークではなく、自然に起きる人間の感情や気持ち、行動に着眼点を置いてビジネスを考えるクセを学生の時から学べたのは本当に大きいです。


他に、『私、群抜いちゃった。』って感じたエピソードはありますか?


あります!うちの会社では社内の調査会社とよばれるような調査のプロが集まる部署があります。私はそこで女子モデルのターゲット調査員として参加しました。しかし参加した中で甘さを感じ、自ら新商品のユーザーのペルソナ(FACT)を作成。それを元に「この人は、こういうテレビの見方をするに違いない」など仮説を立て、FACT←→仮説を何度も行き来し、徹底的に質問票を叩きなおしました。このような経験から、私の長期出張により直属の課長が「疲れてしまう」という理由で東京で行われる調査への参加に反対していましたが、日本チーム課長が直属課長に直訴して私が参加するよう働きかけてくれました。結果東京で二日間デプスインタビューを担当できました。


編集後記


約二年前にウイニング就活塾に無料セミナーを聞きに来ていた当初の彼女を思い浮かべると、ここまで変わるとは思いませんでした。何よりもうれしいのは内定にとどまらず“考える力”を活用し、同期より群を抜いて仕事をしていることです。ウイニング就活塾ではそんな生徒を社会の中で一人でも多く増やしていきたいと思っています。