罠+5(64)「リクメンにゴメン!が言えなくて」の罠

2015年11月8日UP


リクメン制度という、内定を獲る上で素敵な制度がある。

 

具体的にある「立教大学生」の場合で書くとこんな感じである

 

  1. 立教大学で開催される説明会に参加し、その場でエントリーシート的なモノを出す
  2. そのあと、立教限定の説明会に参加し、エントリーシートを本提出
  3. そうすると、SPIを受けてください!と言われて、受ける
  4. エントリーシートとSPIのスコアで立教出身の社員と面談的なのが入る
  5. そこで通ると、もう一回、違う立教出身の社員と面談的なのが入る
  6. そこで通ると、もう一回、今度は少し偉い次長/課長位との面談的なのが入る
  7. それを通ると、人事に立教出身社員が「貴方を推す!!!」と決めるために何度も会う。
  8. それを通ると、立教としては「貴方を推す!!!!」から8月1日に来てね、と言われる
  9. そこにいくと、作文を書く
  10. そのあとに、「内定!」おめでとうと言われる

 

ざっくりいうと、こんな感じで超大手企業で見受けられる「リクメン」制度の則った就活。

 

このプロセスにこそ、罠が潜んでいるのだ。

 

なにか?

 

 

「リクメンにゴメン!が言えなくて」の罠

 

 

である。下手すると半年以上、リクメンの方に御世話になるわけだ。

何度も何度も、志望動機などにアドバイスを頂き、

その結果、今回でいえば、「立教は君!を推す」までになってしまう。

そうすると、普通の大学生の感覚でいえば、

 

 

「ここまでしてくれたのだから、ここに決めちゃおう!」

 

となってしまうのもよくわかる。しかし、言い方を変えれば、

 

「断るのが嫌だから。なんか、怒られそうだし、いうのもなんか辛いから」

 

 

ここに決めちゃおうとしてしまっているということだ。

社会人としてのスタートを切る企業をこんな消極的な理由で決めて言いわけない。

 

気持ちは分かるけど、

 

「これと、それとは別!」

 

と鬼となって、ちゃんと「どこにいくべきがいいか?」を考えましょう。


元祖!

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