就活 企業研究 | 太平洋セメント株式会社

社会人には当たり前、就活生には馴染みのない世界的なシェアを誇る企業が日本にはたくさんあります。オススメ企業の会社概要/年収/面接で聞かれること/求められる人物像/採用に向けた対策についてご紹介。


出所

  • ホームページ
  • 有価証券報告書
  • 「平均年収.jp」
  • 口コミ


会社概要

太平洋セメント株式会社(たいへいようセメント)は、1998年に秩父小野田(1994年に秩父セメント、小野田セメントが合併)と日本セメント(1947年に浅野セメントから改称)が合併して設立されたセメント業界最大手の企業である。前身企業のうち小野田セメントが三井系で、秩父セメントのメインバンクは当時の第一勧業銀行、日本セメントのメインバンクは当時の富士銀行であった。故に太平洋セメントは三井グループとみずほグループ(第一勧銀グループ及び芙蓉グループ)に属しているセメント会社といえる。「創業」ではなく、会社設立の年月では最も古い企業とされる

  • HP:http://www.taiheiyo-cement.co.jp/
  • 設立:1881年5月
  • 本社所在地:東京都港区台場2-3-5 台場ガーデンシティビル
  • 売上高:連結=8,428億円/単体=3,127億円(2015年3月期)
  • 資本金:862億円
  • 従業員数:1,710名(2015年3月31日現在 出向従業員及び休職者等含まず)

主な事業内容

セメント事業、資源事業、環境事業、建材・建築土木事業、その他


年収

平均年収:716万円


オススメポイント

  • 環境分野で廃棄物処理分野を手掛けており、セメントは国内シェアトップ
  • インフラに直結する企業のため景気高揚で需要増大が顕著、安定的な側面が強い
  • バックボーンが大手金融機関なので、資産をある程度保有できている。
  • 技術力、設備投資、海外展開に関しては同業他社に先立って、一歩進んでいる。
  • 素材産業という強みは、多少の需要が減っても心配無いのは大きな特徴。

面接で聞かれること

  • 運は良い方か悪い方か?
  • 企業をどうやって知ったか?
  • この業界をどう思うか?
  • 大学時代に友人をどのように作ったか?
  • 大学時代、苦労したことは何か?
  • 基本的にESの内容を中心に軽めの質問が多い
    • 1次面接は1:1雑談程度で若手の方が対応、2次面接は1:2で40、50代くらいの方が面接官で1次より「面接」らしくなる。最初に自己PRと志望動機を述べ、一人ずつ質問される。(2014年内定者より)

求められる人物像

  • 近年は研究職を中心に、環境問題に関連のある職務希望の人材を、比較的多く採用
  • 学歴はそれほど気にしなくても良いが、目上の人との会話に慣れている人を好んでいる様子
  • 性格では素直さを重視しており、新卒ではキャリア志向よりも堅実な人間が望まれる
  • とにかくまじめなで、成績よりも「大学にきちんと通って、ごく普通に卒業する」ことを望んでいる。

採用の傾向/対策

  • 基本的には、人間性重視で学歴、大学時代の研究内容について深堀されることはない。
  • 非常に親切な対応で、社員に対して優しい印象を持たれるというのが内定者の感想。
  • 志望動機の点で、環境問題に対しての自分の考え方、それに関する技術の勉強をしておき、面接官の話題に合わせられるようにしておく
  • 志望動機で希望の強さ、入社後に自分がやりたいことを明確にしておく。